みなさん、こんにちは☺️
今回は、グローバル研修最終週のfrogs生たちはどうだったのか、この1ヶ月で何を学んだのかをシェアしたいと思います!
と!
その前に、1つだけご協力をお願いしたいことがあります🙏
Ryukyufrogs生も毎年サービス発表で登壇しているLEAP DAYのクラウドファンディングが行われています!
frogs生もLEAP DAYに向けて、着々と自分たちのサービスを進めながらも、自分自身と向き合い成長しています。
クラウドファンディングまで残り、28日!(2020.10.4時点)
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口先では変わらない行動せよ
9/26(土)の研修しょっぱなは、例年シリコンバレー現地でもお世話になっている、吉田大さんの研修です。
アメリカ、日本で弁護士として活躍している吉田さんからは、弁護士という職業はどのようなことを考えながら事件を見ているのか。 それは、殺人になるのか、それとも事件なのか、など色々な視点から弁護士という職業について教えていただきました。
その後の話では、
・T人財からπ人財へ。複数の専門性を持つことで他の人との差別化ができて、自分の市場価値が上がる ・自信を持つためには、比較対象を持たない、比べるのは他人ではなく今までの自分自身 ・息を止めても心臓は止まらない、それは生きる力があるから。これから色んな困難や辛い思いをする場面が出てくると思う、でもそれは生きるために乗り越えられる力があるということ、君たちならできると信じている
など、これから必要とされる人財についてや、frogsを通してどう変わって欲しいかなどを話してくださいました。
最後の息を止めても心臓は止まらない、という話の下りは、吉田さんの温かさが伝わってすごく心がジーンとしました☺️
ふうとの吉田さんの話を聞いての感想で、
好きなことはどんどん変わる。1つじゃなくていいということを前提にすることが大事。 今これがやりたいというマインドを持っておくことで切り替えができると感じた。 たくさんのことにチャレンジして失敗すること、自分の知識や技術を高めていくことが大事だと思った。
と言ってました。ふうとはゲームが好きで、今はプログラミングなどにも興味があるようです。 吉田さんの話を聞いて、自分の心の成長もさせながら、技術的にも何かを身につけて成長したいと思ってくれたようです。
社会を変えたいと行動している同世代達との交流
吉田さんの研修のあとは渋谷QWSでプロジェクトを動かしているメンバーとのディスカッションです。 例年シリコンバレーで行われていた突撃ランチインタビューを今年バージョンに変更し、社会を変えようと奮闘している同世代とのディスカッションの場に😊
今回は、渋谷QWSの星川さんのご協力で初の試みを行うことができました!ありがとうございます。
同世代で同じように社会を変えようと行動しているメンバーとディスカッションしたことにより、お互いいい刺激がもらえたようです。
しまゆうとかいりの農業の課題を変える「OrgaNect(オーガネクト)」チームはQWSのメンバーからも、サービスに軸があると褒められていました。 また、ディスカッション中にかいりが、
消費の意識改革とオーガニック農家の販路拡大の2つのプロジェクトをやるのは、メンターからごちゃごちゃしてるというフィードバックをもらうが、自分たちはどっちも変えないとオーガニックは広まらないと分かっているから、そこを指摘されても構わず2つのサービスを進めていく。
と発言しているのを聞いて、メンターやスペシャルゲストから受けたフィードバックを、ちゃんと自分たちが変えたい未来やサービスの軸と照らし合わせて、取捨選択しているのだなと感じることができて、成長をしているなと涙が出そうになりました。
余談ですが、このようにfrogs生の成長を目の当たりにした時は、本当に人財育成プログラムに関わってよかったなと思える瞬間です😊
弱さを見せるということ
土曜日の最後の研修は、ハートドリブンの著者で有名な塩田さんと、Ryukyufrogsスペシャルサポーターの勝屋さんの研修です。
お二人のキャリアのお話を先にしてもらい、その後frogs生からの質問に答えてもらうことに。
しまゆうからは、 事業を進めていく上で、人の心を動かすのが必要だと言っていたのですが、心を動かすものとは? 今、自分たちのサービスでは、オーガニック農産物の生産拡大と消費拡大をしたいが、消費拡大の部分で共感を生みづらくて悩んでいる。
勝屋さん 心を動かすのは、自分の正直な想いや世界観を伝えるのが大事。環境とかSDGsとか最もらしいことを語るより、自分の作りたい世界を語る。 オーガニックを進める上で、一方をダメだと否定するのは共感が生まれにくい。それは、競争が生まれるだけで共感ではない。 オーガニックじゃない物を否定しない。オーガニックを買えない人だっているし、それが悪いわけではない。しまゆうが大事にしたい世界観を発信することが大事かな。
塩田さん 否定とべき論はとってもパワフル。「べき」って誰の言葉か分からない。 言語化もすごく難しいんだけど、言語化する前にゆうちゃんがいいなって思うシーンを絵で描くとか、結局気持ちの部分。べき論は嘘が出てくる。 拡大や持続可能性はあとだから。魂があるサービスに後からついてくるから。
それに対ししまゆうは プレゼンのスライドでも、万人受けするようなかっこいい言葉を使っていた。 それを自分の言葉で言えるようにしたいなと改めて思った。
と言っていて、その後のスライドでもしまゆうの想いが伝わる発表の仕方に変わっていました。
また、frogs生は、10歳以上年齢が離れているのにお互いをあだ名で呼び、タメ口で話すという年齢を超えて信頼しあっている塩田さんと勝屋さんの少し奇妙な関係に食いつき気味で、りゅうたろうからは
2人の関係性に感動。自分も友達はいるけど、この人だ!という人がまだいない。 まだ出会っていないというのもあるかもしれないけど、これだ!という人をどう見つけるのか?
塩田さん 自分がスイッチ入っていないでいられる関係の人あんまりいない。 友達作るのがんばったり、メンターから気に入られようとしなくていい。合わせようとしないのが1番。 自分が自分を大切に生きるとか、自分を大事に生きていたら出会うはず。無理して探すものではない。なんか好きだなという感覚を磨けばいい。
りゅうたろう 甘えることが苦手だから、そこを克服したい
塩田さん 今この場にそれを言えてることが素晴らしいよ。
勝屋さん 弱みを見せれる人は一番強いんだよ。
お二人からの言葉に感極まっていたりゅうたろう。この言葉から何か彼が殻から抜け出せるような気がしました。 これからも、もがきながら時にはfrogsメンバーにも甘えながら挑戦してこうね!りゅうたろう!
失敗を失敗で終わらせない
9/27(日)の最初の研修は、毎年シリコンバレーでお世話になっている、Google本社で働く内藤さんからの研修です。
内藤さんがなぜGoogle本社で働いているのか、どのようにして今のキャリアを築いたのかなどを中心にお話ししてくださいました。 内藤さんのキャリアを築き上げたのには、4つの軸があったらしく
・why?why?why? → Curiosity, analyze ・なんとかなる → (妙な)自信、Optimistic ・負けず嫌い → Keep on improving ・飽きっぽい → Keep on challenging
ということを突き詰めて進んでいった先にGoogle本社で働くということに巡りあえたそうです。
自分の性格を把握した上で、それをどう自分の仕事につなげていくか、 今まで失敗はしたことあるが、どうにもならなかったことはなく、失敗を失敗で終わらせない。 次やったらどう成功するのか、もしくはこの失敗や挫折を次にどう活かせるかを考えて、どうにもならなかったにしない。
など、失敗を糧にして挑戦することの大切さを伝えてくださいました。
自分たちは微力だが、無力ではない
グローバル研修最後の研修は、ボーダレスジャパンの田口さんに行ってもらいました。
なぜ田口さんがソーシャルビジネスをしているのか、そもそもビジネスとソーシャルビジネスの違いとは何なのかなど、社会起業家としての考え方などを中心にお話ししてくださりました。
田口さんが話をしてくださった中でも、
一人ひとりは小さくともみんなで連携して、協創していく。 人生の価値は何を得るかではなく、何を残すかにある。 自分たちは微力ではあるけれど、無力ではない。
など心に残るワードをいくつもおっしゃっていて、frogs生達も社会課題を変えるサービスを作る上で大事なマインドを再確認できたのではないでしょうか。
田口さんへの質問タイムでは、みんなサービスを作る上での実践的な質問をしていて、
Hitachifrogsのしずくは サービスを作る上で、実体験は必要ないと言っていたが、その裏話を聞かせて欲しい
田口さん 社会課題を解決するのも、興味から始めていいよってこと。 ボーダレスジャパンではアンケートをするなヒアリングをした方がいいと言ってる。 一対一でヒアリングしていると目の色の変化に気付いたり、対象者のマインドがわかってくる。 マインドが分かるということは相手の立場を自分に置き換えることができる。
と回答していました。
興味から始めたものでも、ヒアリングを通して自分ごとに落としていくということです。 多くのfrogs生はアンケートはしていたものの、ヒアリングはしておらず、しずくの質問によりヒアリングの大切さを知れたようです。
グローバル研修を通して学んだこと
田口さんの研修が終わり、1ヶ月におよぶグローバル研修が終了しました。👏
グローバル研修の振り返りとして、みんなに1ヶ月を終えてどうだったかを共有してもらいました。
かな
グローバル研修で1番収穫できたと思うことは、サービスを生み出すためには最初からビジネスと考えていたけど、別の方法もあるということ。 グローバル研修中に、自分自身と向き合えなかったりもあったけど、行動して物凄い成長につながった。 頭を使って動かなきゃいけない時がある。行動しながら考えていく必要がある。これから進めていく上で巻き込みも必要、想いが大事。
かいり
グローバル研修で思考が変わった。グローバル研修の最初の方は「あ、そうなんだー、こんな考え方もあるんだー」って思ってたけど、後半になるにつれて話を聞くたびに「やっぱり大事なのはそこですよね、そうですよね」とゲストの方々の話に共感できるようになった。 ゲストの方々はみんな軸がぶれてない、そんな方々と自分の思考が似てきたということは、自分にもぶれない軸ができ始めたのかなと思っている。
りゅうたろう
この1ヵ月でのよかった点は、自分の悪いところを見つけることができた。 前に一緒のチームだったしまゆうとかいりには感謝をしている。チームでやってる時は甘えていた。frogsに対する意識が低かった。チームから離れて1人になってから意識は変わった。口だけの人間になりたくはない。
ふうと
今月1番学べたことは、サービスとユーザーの関係性の大切さがしれたこと。 今まではサービスはお金が入ってくる仕組みばかり考えていたし、ユーザーが使いたくなるようなサービスができてなくて自己中心的なサービスになってた。 自分自身の成長としては、質問がうまくできるようになってきたかな。相手の話にもっと深く入っていく質問ができるようになったかなと思った。 けど、まだ自分の中でグローバル研修のことを消化できてなくて、これまでのメモを見直して自分の軸を固めながら、今までのフィードバックの取捨選択をしていきたい。
しまゆう
1ヶ月で自信がついた。初めてビジネスを構築する上で壁に何度もぶち当たっていて、研修では毎回悩んでいたけど、メンターからもスペシャルゲストからも一度もサービスを否定されたことないし、むしろ応援してくれた。 田口さんの「微力だけど無力じゃない」が心に刺さっていて、これからも悩むこともあるし、不完全燃焼の部分もあるけど、無力じゃないし、突っ走っていこうと思う。
この1ヶ月のグローバル研修でいろんな葛藤、もがき、成長、涙が見られました。 みんな、本当にお疲れ様。みんなの成長が私たち周りの大人への刺激にも繋がるし、frogs生、メンターにとっても意味のある1ヶ月でした。 とりあえず、本当に本当にお疲れ!そして、ここで終わりじゃないので、歩み続けよう!!
次回からは、協賛企業さま、Buddies(個人寄付者)さまへの中間報告会であるPitch Review Dayに向けての研修が始まります。 frogs生達が、応援してくださっている皆さまへどのような発表をくれるのか、ぜひお楽しみにください〜✨
LEAP DAY 2020 のクラファンが行われています!
毎年、Ryukyufrogs生やfrogsOBOGも登壇しているLEAP DAYのクラウドファンディングが行われています!
元々、Ryukyufrogsの成果発表の場として行われていたLEAP DAYですが、今では沖縄発の地域イノベーションイベントとして発展をしてきました。
そんなLEAP DAYですが新型コロナウイルスの影響から協賛企業の辞退が相次ぎ、資金不足に・・・。
資金不足から今年は開催しないという選択もありましたが、世界が落ち込んでいる時だからこそ、未来を創ろうとチャレンジし続ける人たちが集まるLEAP DAYを開催することが大切だと、開催することが決まりました。
目標は400万円と大きな挑戦になりますが、
未来を創るのは人だから。
今年のLEAP DAYのコンセプトである、「結風」の通り、みんなで手を取り合って、変化の風を吹かせていく。 そんな想いでLEAP DAYを創りあげていますので、応援よろしくお願いします😊
LEAP DAYのクラファンページについてはこちらから!
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