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Ryukyufrogs12期の集大成はいかに!?〜LEAP DAYでみせる成長した姿〜

みなさん、こんにちは😊

1ヶ月以上もブログが更新されておらず申し訳ございません💦 前回のPitch Review Day(以下PRD)のブログからこの約1ヶ月の間にいろんなドラマがあり、frogs生達は無事LEAP DAYを迎えることができました😮

まずは、LEAP DAY前のそれぞれの進捗についてレポートします。

LEAP DAY前までのfrogs生はどのような進捗だったのか?

農家と飲食店のマッチングに悩むOrgaNectチーム

オーガニック野菜を育てている農家の販路拡大を目指しながら、消費者の食材購入の選択肢にオーガニック野菜を入れてもらえるような意識改革をしているのが、しまゆうと海里(かいり)のOrgaNectチームです。

グローバル研修での2人のサービスはゲストの方々からも評価が良かったのですが、PRDではコメンテーターの方々から様々な厳しいアドバイスをもらい、マネタイズをどうするのか、サービスを一つに絞るか、地産地消のサービスだと主張していたが地産地消でよいのか、など多くの悩みと葛藤を抱えていました。

また、農家と飲食店のマッチングも2人が思い描いたようには上手くいかず、何店舗も飲食店にインタビューしながらニーズの再確認を行うなど、LEAP DAYに向けて足を止めることなくフィールドワークを続けながら、サービス構築を進めていました。

OrgaNect
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チーム分裂!?Hitachifrogsとチームを組んでいた風人はどうなる!?

次に、Hitachifrogs生と学生の意識を変えるためのサービスを構築していた風人(ふうと)です。 実は風人のチームはPRD前にサービスが0ベースになったということでサービスプレゼンを行っていません。

その後、チームでいくつか新しいサービスを考えてみたりしても上手くいかず、お互いが本当に”やりたいこと”は何だろうと話し合った結果、それぞれが本当にやりたいと思っていることと、今までのサービスが違ったということが分かり、チームは解散することに。

風人は、自分ともう一度向き合った結果、ゲームで何かを解決するサービスを構築したいと思うようになり、ゲーム要素を取り入れながら、離島などの地元に大学がない場所に住んでいる高校生と大学生をつなげるためのサービスを構築していました。

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犬猫の殺処分0を目指す琉太郎、大きな問題を解決するための覚悟を決める

続いては、犬猫の殺処分0を目指している琉太郎(りゅうたろう)のサービスがどうなっているのかご紹介します。

PRDでは、サービスに対するフィードバックより、なぜこの社会課題を解決したいと思ったのか、その社会課題を解決するための覚悟はどのくらいあるのかなど、琉太郎のサービスに対する想いについての質問が多くありました。

その時の琉太郎は、その質問への答えを上手く言葉にすることができず、自分自身がなぜその社会課題を解決したいと思ったのかをもう一度深掘りするところからはじめていました。

覚悟を決めるために、保健所や猫を保護している団体に足を運んだり現場の課題や現状を知るための行動をしていました。

りゅうたろうメンタリング

サービスのマネタイズが上手くいかず、悩み続けている日皆

最後は、食物アレルギーを持っている人でも外食を楽しめる世界を創りたいと思っている日皆(かな)のサービスです。 日皆のサービスも他のチーム同様に悩んでいる様子でした。

日皆のサービスを構築するためには飲食店の協力が必須なのですが、その協力先がなかなか見つからずこのままサービスを続けてもいいのかをずっと考えていました。

PRD後は沖縄県内だけの飲食店でなく、東京のアレルギー関連のイベントに参加し飲食店の協力先を探しにいったりとアクティブに動いていたのですが、それでも協力先を見つけることが困難だったらしく、サービスの仕組みを変えながらLEAP DAYに向けて奮闘していました。

かな

葛藤し続けた半年間、果たしてLEAP DAYでの結果はいかに!?

LEAP DAY直前まで、frogs生同士でぶつかったり、サービス構築が上手くいかずに悩んだり、涙を流したりと様々な経験をしたfrogs生たちは最後にどのような発表をしたのでしょうか?

環境にとらわれるな!〜frogs生による半年間の学びを発表〜

LEAP DAYでは毎年、frogs生による半年間の学びを発表してもらうのですが、今年のfrogs生は観客の方々へ「環境にとらわれるな!」ということをキーワードにして発表していました。

新型コロナウイルスという社会が大きく変化する中でも、環境のせいにせず挑戦することの大切さを伝えてくれました。 frogs生になる前の自分自身がとらわれていたこと、frogs生になりその状況をどう抜け出し、挑戦する決意をしたのかなど自身の経験を話しながら半年間の学びを発表しました。

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frogs生によるサービスプレゼンテーション

LEAP DAY直前まで悩んでいたfrogs生たちですが、サービスプレゼンテーションはどうなったのでしょうか?

まずは、しまゆうと海里のOrgaNectチームの発表です。

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もちろん、LEAP DAYでのサービスプレゼンテーションは英語での発表になります。2人はLEAP DAY直前まで英語メンターのジョンさんに何度もメンタリングをお願いして練習していたようで、本番では感情が伝わるプレゼンテーションをしてくれました👏

また、LEAP DAY前まで悩んでいた農家と飲食店のマッチングも1店舗マッチング先が見つかったようです!

サービスの内容もフィールドワークを続けてきた2人だからこその発表をしてくれました。サービスコメンテーターを受けてくださったスペシャルサポーターの方々も、鋭いアドバイスをしながらも応援しています!という暖かいコメントばかりでした!

実は、今年のLEAP DAYでのRyukyufrogs生のサービスプレゼンテーションはOrgaNectチームのみの発表でした。 この文章だけだと「え!?何で発表しなかった?」とモヤモヤした気持ちになりますよね。

なぜ他の3名は発表しなかったのか。それはサービスプレゼンテーションの後の本音ライブトークでそれぞれの口から話してもらいました。

自分自身と向き合い決断したこと〜frogs生による本音トークライブ〜

OrgaNectチームの発表後は、Hitachifrogs2期と一緒にfrogs生全員による本音トークライブが始まりました。

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そこではfrogsを通して自分自身が成長したこと、半年間の研修中に起こったチーム分裂はなぜなのか、登壇しなかったメンバーはなぜ登壇しなかったのかを本音で話をしてもらいました。

半年間の学び、そして発表しなかったメンバーの理由とは?

半年間の学びなどfrogs生全員が心を動かすような言葉を伝えていたのですが、ここではなぜ他の3名が発表をしなかったのかをご紹介します。

日皆(かな): LEAP DAY1週間前にサービスが変わり、そのサービスを今回発表しようとしていました。 しかし、この1週間サービスメンタリングを通していく中で、今回のサービスは自分自身の想いがあるサービスではなく、LEAP DAYで発表するためのサービスを作っていることがわかりました。

今までだったら、応援してくれてる人のことを考えて「登壇しなければいけない」と思い登壇していたと思うけど、他人に良いように思われたいから登壇するということは、自分自身の気持ちに向き合っているのではなく他人の目を気にしていることと同じなので、今自分自身の想いが伝えられるサービスがないなら他人にどう思われようと登壇しないという決断の方が自分のためになると思い登壇しませんでした。

今回のこの気づきや自分の判断を今後も活かせるようにいろんなことにチャレンジしていけたらと思います。

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風人(ふうと): 自分自身と向き合うにつれて、今までやっていた教育系のサービスが本当にやりたいことか分からなくなっていたし、自分は本当にやりたいことがまだ見つけられていないことに気づけました。 LEAP DAYのためにサービスを考えなければいけないというタスクとして取り組むようになっていて、自分自身がそんな気持ちでサービスに取り組むのは嫌だなと思うようになりました。 無理矢理自分のやりたいことを見つけるのもいいかもしれないけど、それは自分と向き合った時に今じゃないなと気づいたのが今回登壇しない理由です。

ただ、frogsで学んだ半年間は今後自分自身が何かやりたいことを見つけた時に、どう行動したらいいか知ることができたから、すごくいい半年でした。また、自分のやりたいことが見つかるようにこれからも自分自身と向き合っていきたいです。

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琉太郎(りゅうたろう): 本当に自分が解決したいと思える課題に出会えたからこそ、今は登壇しないと決断しました。 やっぱりfrogsに選ばれたからには最後に登壇した方がいいんだろうなとは思うけど、犬猫の殺処分0を達成するには、今発表するのではなくこの課題にもっと向き合う時間が必要だと感じました。

LEAP DAYが最後ではないから、これからも課題解決に向けて取り組んでいくし、frogsOBになった時に今どのくらいサービスが進んでいるか報告しながら、もっと成長していけるようがんばります。

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今までも3人のように発表しないという決断をしたことに対して、全員発表させた方がいいのでは?という声をいただきました。ですが、Ryukyufrogsは人財育成プログラムであって起業家育成プログラムではありません。

登壇したから凄いわけでもなく、彼ら自身が今登壇するべきなのかを”判断”することが大事だと考えています。自分自身が下した決断なら納得いくだろうし、今回のこの決断が今後の自分の学びへと繋がっていくはずです。

一応、Ryukyufrogs生達はLEAP DAYでの発表をもって卒業という形にはなるのですが、この半年間で学んだことを経て選抜生がこれからどう成長していくのか、彼らがどう社会を創っていくのか、これからも人財育成という長い目で選抜生を見守っていただけたら幸いです。

年明けには、LEAP DAYを終えてのRyukyufrogs12期生のそれぞれ学びをブログで更新しますので、ぜひお楽しみに〜!

それでは皆さん、今年もRyukyufrogsのブログを見ていただきありがとうございました!良いお年を😊

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