シリコンバレー滞在もすでに6日が終わろうとしています。 密度の濃い毎日で、frogs生たちも人生でこれまでに無い経験を積んでいるのでしょう。 一皮むけかけてきている人、壁にぶつかりもがいている人、不器用だけど努力を惜しまない人、ひたすら個性に磨きをかけている人などなど、さすがに「朝から朝まで」濃い時間を過ごせば変化成長が見える化してきますよね。 そんな状態がちょっと小気味イイ感じな山崎暁です。
前置きが長くなりましたが第3弾の現地リポートをしますね。
あふれんばかりの情報量をかいつまんで紹介します。
4日目は、なんと終日Plug and Play Tech Centerで、そこに関わる様々な人からレクチャーを受けコミュニケーションをする日。
まずはPnPに入居している日系企業のみなさんにお集りいただき、ディスカッション。
10年で売上げ10倍にしている流通業の方や、大手企業だけど新規事業やM&Aなど推進する使命をもって着任している人や、行政として鳥の目と虫の目で考えている人など、立場や視点は様々。 話しの振り幅があり、frogs生にはちょっと難しかったかもしれないけど、実践的でリアルな話しで本気な大人の姿はきっと伝わったハズ。
セッション終了後は、
建物内にあるカフェレストランを利用して、外のテラス席でランチTIME。
パネラーの方を囲んでディスカッション延長線。
いや、お固い話し抜きの楽しい時間かな(笑
笑い声が絶えません。
午後の部は
入居企業であるQuickSchools.comのCEO & Co-FounderのAris Samad氏からスタートアップストーリーについてレクチャー。
frogs生が理解できるように、シンプルでゆっくりな英語で優しく話し掛けてくれるArisさん。
滞在中、シリコンバレーと言えども現地の日本人と話すことが多く、英語レッスンや食事や買い物ぐらいしか英語を使っていないfrogs生たち。こういったシーンで英語で話しかけられて最初はぎこちなかったけど、そこはfrogs。後半になると積極性で英語で質問などもどんどん出て来て、不思議なコミュニケーションが成り立っていました(笑
ぎこちないコミュニケーションでいいんです。 こういう場面で躊躇して手を挙げることができなかった人より、ダメでも恥かいてもとにかくチャレンジする姿勢のある人のほうが、最終的にな伸びしろは大きいからね。
Arisさん、ありがとうございました!
その後のセッションは、現地にいる同世代の若者たち。
日本の大学を休学や退学してでも、人生かけてチャレンジしているアグレッシブな若者。
すでにCEOの肩書きの人もいれば、インターンしながらチャンスを狙っている人もいるし、共通するのは、強い信念と行動力。それに一切の甘えを捨てて本気で腹をくくっているいることかな。
これにはfrogs生たち、めちゃくちゃ刺激受けまくり! 終了時刻を大幅に過ぎても、質問や交流が止まりません。
次、必ず会うことを約束し、記念撮影。
この写真が、後々すごいショットになることを期待しちゃったり(笑
夜、ホテルに戻ってきたからと言って終わりではありません。なぜならこの日はビジネスアイデア中間発表の日だから。デリバリーのピザとチキンとサラダを食べながら19:00〜23:00まで各自の発表がありました。発表内容は秘密ですが、最終日にいいアイデアに昇華させたものを発表するためには、大切なステージ。
前日はほとんど寝ないでスライド構成などをしていたメンバーも多数。ほんとガンバっているよね。
発表のクオリティは良くも悪くも様々でしたが、これが今のfrogs生の実力。きっと最終日にはさらに成長した姿を見せてくれるでしょう。
5日目は、睡眠不足でぶっ倒れちゃいけないので午前中はゆっくり休息してもらい、ホテル出発は11:00に。
午後の訪問はEvernoteから。
Evernoteさんはfrogs2期目からの訪問常連先。
2期のときはまだこんなに立派な本社じゃなく、社員数も30人規模。アポ無し突撃訪問したにも関わらず、快く訪問を受入れてくれた当時の副社長の笑顔が今でも忘れられません。
そんなEvernoteさんに3期から受入れ調整していただいているのが、Evernote日本人エンジニアとして有名な寺崎さん。
今年もホスピタリティたっぷりな対応で、質疑応答が長引いても遮ることなく、予定時間を1時間半以上もオーバーして対応してくれるというありがたさ。
本当に感謝です。ありがとうございます。
さらに今回は
Evernote Japan会長の外村さんも同席でディスカッション。
貴重なお話や、アドバイスなどをいただけてfrogs生たちも感激。
社内のあちこちをパシャリ。
大企業になっても従業員を大切にする強いポリシー。だからこそサービスへの愛情も強くなるわけで、相乗効果。
シリコンバレーによくある福利厚生制度充実しまくり企業ではなく、会社も社員も感謝し合って信頼し合っていける会社を創っていきたいね。
まだ小さかった時を見ているだけに、大きくなっても不変の理念を継続してもらいたい想いを込めて記念写真。
ありがとうございました!!
次はAeria Gemesへ。
前期に引き続き対応いただいた岡田さん。 ありがとうございます!
実機で海外版Gameを見せていただいちゃいました。
社内ツアーしてもらった後は、なんと沖縄出身のエンジニア上原さんの登場で一気に親近感が沸き、急接近。
出身小学校の話しとか、地元の話しとか、 おいおい、シリコンバレーに来てまで、ジモティ会話で盛り上がるとは、、、
でも、郷土話しって盛り上がるよね。
その後は、場所を移してディナーコミュニケーション。
予約いただいた会場が上等でテンションあがりまくりのfrogsメンバー。
うまいイタリアンを食べながら、貴重な話しを交わせる幸せ。 前のめりになるのは当然の流れ。
この体験を活かして、frogs生たち、ぐんぐん成長しています。
最後にPlug and Play の終日プログラムをコーディネイトしていただいたSerendの大木さんから、うれしいコメントが届きました。Facebookに記載されていた内容を一部転載紹介します。
==《記事抜粋文》== シリコンバレーでの受け入れ側のほうが圧倒されるほど、皆未来のビジョンが明確でしかも素直でのびのび。そして一人一人がびっくりするほどキャラ立ちしており、プランクトンを語りだしたらとまらない高校2年生、異常な博学の高校三年生、インドネシアから日本に留学中で、マレー語、日本語、英語を流暢に使い、今後日本とインドネシアとの懸け橋になりたいという学生さんなど、それはそれは個性豊かな学生さんたちでした。このとがり具合は、まさしくシリコンバレーの水に合うこと間違いなしです。
これからは地方の時代と言われていますが(そもそもこの”地方”という言い方自体が一極集中が前提となっているので、どうかと思いますが)、IT・インターネットの力がどんどん時間・距離のギャップを埋めていく今、これからもこういうきらきらした若者をシリコンバレーからサポートしていきたいと思います。日頃のインテンスな仕事の合間、こちらもモチベーションがあがる一日をすごさせてもらいました! ==《ココまで》==
人材育成は、単年などで結果の出るものではありません。特に若年層を対象とした未来人材育成については、何年間も掛けてフォローしていく必要のある取り組み。frogsOBOGの数も増え、『想い』に共感して支援・協力いただける人が増え続けているからこそ、成せる技。これからも継続していくことで、きっと数年後、十数年後に大きなウェーブとなってうねりの力が発生するハズ。
未来の沖縄、期待できるぞ。
さ、シリコンバレーもあと3日。 限りある時を有効に「考動」しまくって、最終日を迎えたいと思います。
ではでは〜。
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