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聞いている人の心を動かす〜世界に通用するプレゼン力を身につけよ!〜
こんにちは!久しぶりのブログを更新します、
ぽんちゃんこと平良亮太です!
11月に入り、沖縄もようやく肌寒くなってきましたね。
さて!
LEAP DAY 2019までいよいよ1ヵ月となりました。
11期生も発表に向けて追い込みが始まりました。
今月からは、LEAP DAY当日へ向けたプレゼン研修が始まります。
講師に、Ryukyufrogsテクニカルサポーターのとっきーさんこと常盤木龍治さん、
デビットシェーンさんを招き、プレゼンテーションの極意やスキルについて教えていただきました!
とっきーさん伝、魂のプレゼン講座!
突然ですが、
皆さんはプレゼンで一番大切なことはなんだと思いますか?
表情、声の大きさ、スライドの見やすさ、などなど。
もちろん全て大切な要素の一つです。
しかし、一番忘れてはいけないのは、
せっかく来てくれた人に、自分は何を与えられるんだろう
ということ。

自分の心とズレがないか、一番重要なスキルは想いだととっきーさんは伝えます。
聞いている人を突き動かすのは“想い”です。
そして、プレゼンを聞いている全ての人へその想いを届けようという気持ちが大切です。
緊張しないためのこつとして、
「お客さんをじゃがいもだと思え!」
という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
でもそれはNG!!
聞いている人へプレゼントするつもりで発表しなければ、世界で通用するプレゼンテーションは身につきません。
果たして11期生のプレゼンは??
それぞれのサービスを発表!
とっきーさんからのレクチャーを受けたあとは、実践と修正の繰り返しです。
インプットしたものをすぐにアウトプット、そして修正、またアウトプット。
このサイクルを何度も何度も繰り返すことで、プレゼン力が身についていきます。

まずはきょうへい。
小学生がお小遣い稼ぎを通してお金のことについて学べるサービスについてプレゼン。
終わった後に、「説明を長くしてしまう」というクセを指摘されました。
伝える要素が多すぎると、聞き手が覚えきれないだけでなく退屈してしまいます。
退屈なプレゼンほど辛いものはありませんよね。
そして、口調が速いというのも、きょうへいのクセの一つです。
LEAP DAY当日は、沖縄県内外から色々な人がたくさん来ます。
「聞いている人全員が、自分と同じペースで理解していると思わないほうがいい。」
というフィードバックをもらいました。
まだまだ改善点がたくさんあるようです。

続いてはまひる。うつ病に関するサービスです。
Hitachifrogsとチームを組んでいるため、他の11期生よりも時間がないまひる、
スライド自体はしっかりと作られているようでしたが、とっきーさんやひらりさんがまず突っ込んだのは、
色づかいについて。
ハートフルというサービス名なのにスライドのベースに青色を使っていました。
聞いている人にどんな印象を持って欲しいのかによって、寒色暖色を使い分ける必要があります。
そしてもう一つフィードバックで言われたのが、
「もっとWhyを大切に」ということ。
なぜまひるがうつ病について取り組みたいと思ったのか。
その想いが大切です。
今のままだと、しっかりしているけれど、製薬会社のプレゼンのように聞こえてしまいます。
まひるの笑顔や元気はハートフルそのもの。
ぜひまひるらしさを前面に出して欲しいですね。

続いてかりん&あいり。使う言語が異なる親子のコミュニケーションに関するサービスについて発表。
サービスの中身を伝えるスライドはわかりやすかったのですが、サービス自体はもう少し独自性が必要な印象を受けました。
なぜこのサービスでなくてはいけないのか?という部分が弱いように感じました。
そしてもう一つ、せっかく2人で発表しているのに、かりんとあいりの役割の違いが不明確でした。
2人だからこそ、できる工夫がたくさんあるはずです。

最後にみれい。醜形恐怖症に関するサービスの発表です。
実際に醜形恐怖症の人にインタビューをしているのがGood!というフィードバックをもらいました。
しかし、Instagramなどの既存のSNSとの差別化がよくわからないという指摘も。
とっきーさんからは、アプリの設計(テクノロジー)よりも、どのように広めていくのかが重要だ。
というコメントをいただきました。運用設計が必要。
どうやって実現させていくのか?ロードマップを作ってみよ!
ここまでのプレゼンを聞いて、とっきーさんから一言。
「みんな課題解決に対する武装が少ない、どうやって実現するかのイメージがついていないんじゃない?」
特にテクノロジー部分の想定が弱いことを指摘されました。
例えば、無料のアプリがどういう仕組みでやっているのか。
どんなスケジューリングで作られているのかを調べてみる。
どういう風に実現していくのかを考える/伝えるためには、ロードマップが必要だ。
ということをアドバイスしてくださいました。
いつまでにどの程度完成させて、今後どのように展開していくのかという時間軸は、
サービスを構築していく上で必ず考えなくてはいけない要素の一つです。
残り一ヶ月、プレゼン練習もしながらサービス構築もしながら。
追い込みをかけていかないと間に合わない可能性も!?
これからの過ごし方に期待です!
デビッド・シェーンさんによる英語プレゼン講座

トッキーさんのプレゼン講座を受けた次の日は、デビッド・シェーンさんによる英語プレゼン講座が行われました。
株式会社サイオンズコミュニケーションズの代表取締役として、沖縄のテレビやラジオ出演でも有名なデビッドさんが
frogs11期のために、プレゼンテーションの本質と技術について熱く教えてくださいました。
しかも、この講座は終始英語で行われております。英語のスキルに差があるfrogs11期ですが、
聞き逃したところを互いに聞き合っており、支え合ってました。
プレゼンテーションと発表の違いは???その問いかけから講座は始まりました。
LEAP DAY 2019 では、ただ単にオーディエンスの人に発表するわけではありません。プレゼンテーションをするのです。
プレゼンテーションと発表の違いは「目的」だとデビッドさんはおっしゃいます。
そして、「何を伝えたいのか?」を考える事が大切だとおっしゃいます。
また、いくら表現や話すテクニックがあったとしても、オーディエンスに「結局この人は何を言いたいのか?」が伝わってないとプレゼンテーションは失敗だとおっしゃいます。
確かに、母国語の日本語では無く英語でプレゼンテーションをすると、ついついテクニックで補おうとしますが、それは本質的に意味はないよ。という事ですね!

話の軸の大切さを教えてもらった後、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションを見て、テクニックについて教えて頂きました。
言葉だけでなく、音楽やストーリーを作る、スライドや動画の出すタイミングなどを教えて頂きました。
しかし、これらはあくまでテクニック。木で言うところの枝の部分。そこは忘れないように、真剣に聞き入っています。

午前中、プレゼンテーションの本質とテクニックを教わった後、午後からは英語のプレゼン資料作りです。紙に作る人、スマホで作る人、ホワイトボードを使う人、各チームで資料を作ります。内容は自由。約2時間みっちり考えます。

トップバッターはあいりとかりん。現在のサービスを作ろうとしたきっかけについてプレゼンテーションをしました。
交代交代で話をしたり、途中対話をするシーンを入れたり、プレゼン内容と表現を練ってきてます。対話があるとプレゼンターとオーディエンスの距離が近く感じるので、良い工夫だと思います。

次はきょうへい。サービスの内容を英語でプレゼン。英語もスラスラと話してました。ただ、早すぎて聞き取れないと、フィードバックを受けました。

その後はみれい、好きな音楽と絵についてプレゼン。絵を使っていたり、音楽を使ったりとツールを活用してました。しかし「何を伝えたかったのかわからなかった」という厳しいフィードバックが。しかし前向きにフィードバックを受け自分の中で考えているようでした。

最後はまひる。英語を学んでいることを絵を活用しながらプレゼン。フィードバックタイムでは、「伝えたいことがわからない」との声があり、「自分の中では話だけど伝わってなかった。」と認識のズレを実感してました。

最後にデビッドさんからのフィードバック。
やはり、ツールをたくさん使っていることは良いことだけれど、何を伝えたいのか分かりにくいとフィードバックがありました。やはり、何を伝えたいのか?ここを中心に組み立てる事が大切であり、難しいことを肌で実感してました。 そして最後にデビッドさんから、なぜ英語よりも日本語の方がわかりやすい状況で、英語でプレゼンテーションをするのか?という問いを投げかけられました。その答えは多種多様ですが、「同世代でしかも若いうちにたくさんの投資家や起業家や著名の方々の前で英語でプレゼンをする経験はほぼ無い。その経験を、LEAP DAYの後も生かして欲しい」とお話しを頂きクロージング。 今回の研修で、プレゼンテーションの本質とテクニックとの向かい方を肌で感じたfrogs11期。残り1ヶ月をどう過ごすかで、LEAP DAYで大きな差が現れます。とにかく練習‼︎‼︎練習‼︎‼︎練習‼︎‼︎突っ走るしか無いですね!頑張ろぅ‼︎‼︎‼︎
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LEAP DAYは社会課題を自分ごととして考え、未来を私たちの手で創っていこうという想いを発信する日です。
テクノロジーの発展と共に、目まぐるしく変化していく環境の中で、私たちはワクワクと不安を抱えながら生きています。 LEAP DAYは、「ただ変化の波に流されるまま」ではなく、「自分たちの手で未来を創る」ことができる人財を地域全体、社会全体で育成していこう、そして私たち自身もその人財を目指そう、という想いから生まれたイベントです。 意見や価値観がキョウメイし合い、一歩踏み出すきっかけを提供します。
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