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LEAN UXを用いたワークショップ ! サービスを生み出すために大切なこと

 

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こんにちは。最近学校の課題に追われ気味の照屋です。

本日のベストショットは、何か悪そうなことを企んでいるような微笑を浮かべている琉球大学工学部情報工学科3年 川満 歩貴。 何を企んでいるのかは知りませんが、さっそく7/23(日)国際電子ビジネス専門学校にて実施した研修の様子を見ていきましょう。

どう準備していくか?

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シリコンバレー派遣研修まで後20日。 研修の冒頭は先週の研修で決まった各チームの進捗状況を確認。

「シリコンバレーの人たちがわざわざfrogsのために時間を作っていただけているのはなぜか?」 しかも現在の運営の予算的な都合上一銭のフィーもお渡しできていないにもかかわらず。

その理由をシリコンバレーでお会いした方に尋ねると、「彼らは若いがそれぞれ課題意識を持っており、素直でストレートな気持ちが伝わってくるから」とおっしゃってくれたのだそう。

もう2度とないかもしれない貴重な時間(チャンス)のために、どう準備して行くのか?

研修のはじめに毎回確認するコアプリンシパル(行動規範)をただ覚えるのではなくて、「やるべきこと」「やってはいけないこと」を改めて自分に問いかけて見つめ直した方が良いかもしれません。

早く失敗して成功を早める方法

午後は本日の研修のテーマである「サービスを生み出すために大切なこと」について、これまで数多くの新規プロダクトの企画開発に携わってきた大西 敬吾さんにプロダクト開発の進め方をレクチャーしていただきました。

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株式会社レキサス 執行役員兼プロダクトマネージャー 大西 敬吾さん


■プロフィール GUI開発環境のプロダクトオーナーや家電・ウェアラブルのUX設計、F/W開発などに従事した後、4年前から沖縄に移住、レキサスのプロダクトマネージャとして動物病院向けクラウドサービス「ハロペH」を開発。現在2歳の娘の子育てに奮闘しながら、現在はIoT時代に向けハードウェアデザインやDeep Learningなどを活用した新プロダクトの企画・開発に携わる。昨年から新規事業創出Boot Camp F.E.E.L.を企画し12回全ての合宿のファシリテーターを務め、最近では本合宿を経てプライバシー通話サービス「Trustalk」の初期のサービス設計に貢献。

プロダクトの開発方法にもさまざまな手法があり、その中でもリーンスタートアップと呼ばれる手法(「無駄のない起業」という意味で、最小限で素早く改良を続けていく手法)をUX(ユーザーが製品を通じて得られる体験のこと)に応用した”LEAN UX”という考え方を用いた開発手法について、ワークショップを取り入れながら紹介していただきました。

※あまり聞き慣れない用語が多いと思うのでたまに補足していますが、私も詳しく説明できる身ではないので、詳細知りたい方はぜひググってみてください…!

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LEAN UXとは、リーンスタートアップ・アジャイル開発・デザイン思考を取り入れたマインドセットのことで、一言で言うと「顧客開発のための考え方・文化」のこと。

その考え方を基に実際にワークショップ!

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開発したいプロダクトの対象となる人がどういった人なのか知るために、名前、似顔絵、特徴、基本属性、困っていることなど、事細かく想定した架空のユーザ(プロトペルソナ)を作成します。そうすると、ユーザー目線で考えることができるようになり、チームで開発していく上でブレがなくなるのだそう。

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実際にユーザーがサービスを手にとって問題を解決するシーンを6コマ漫画風に作成していく6アップスケッチ。 ひと目で課題解決イメージがわかります。


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最後にA3用紙にサービス企画の概要をリーンキャンバスにまとめます。

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しっかりとサービスが定まっているのであれば簡単に作成できてしまうものなのかもしれませんが、作成していくうちにぼんやりしていた点が浮き彫りになってきたようで、どのチームも議論が絶えませんでした。

まとめ

毎年恒例ではあるのですが、今期も既にチーム間に溝が生まれる時期となりました。 特に今期はそれぞれの協調性が強いだけに、衝突を避けてなかなか個性を発揮できていないメンバーが多く見受けられます。 でも、それで本当にいいのか? 今週はきっとその疑問にぶち当たるメンバーが多いことでしょう。 次週はもう少しメンバー間の心境や様子に寄せてレポートしたいと思いますのでお楽しみに!

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